【卓球】WTT(World Table Tennis)とは?イベント概要について!

2021年に開始する予定のWTT(World Table Tennis)!卓球好きは気になるのではないでしょうか?WTT(World Table Tennis)とは何なのか?卓球好きは把握しておきましょう。

目次

【卓球】WTT(World Table Tennis)とは?

卓球のイベントWTT(World Table Tennis)とは?下記で詳しく説明していきます。
※現行のワールドツアーやチャレンジシリーズなどは新たな名称,新たな形式の大会に置き換えられる。

WTT(World Table Tennis)は「グランドスマッシュ」と「WTTシリーズ」の2つに分けられます。

グランドスマッシュ:年間最大4大会
WTTカップ・ファイナル:年間2大会(男女各1大会)
WTTチャンピオン:年間8大会(男女各4大会)
WTTスターコンテンダー:年間6大会
WTTコンテンダー:年間最大14大会
WTTフィーダー
WTTユースシリーズ
※WTTシリーズは「WTTカップ・ファイナル」「WTTチャンピオン」「WTTスターコンテンダー」「WTTコンテンダー」「WTTフィーダー」「WTTユースシリーズ」と階層を設ける

<シングルス優勝ポイント>
グランドスマッシュ:2000pt
WTTカップ・ファイナル:1500pt
WTTチャンピオン:1000pt
WTTスターコンテンダー:600pt
WTTコンテンダー:400pt
WTTフィーダー:125pt

グランドスマッシュ

・年間に最大で4大会を開催。1大会は10日間
・シングルスは男女各64名が参加(58名は世界ランキングから選出。もしくは50名を世界ランキングから選出し、8名を予選通過者とする/3名は開催国枠/3名はワイルドカード)
・ダブルスについては開催地と協議
・使用する卓球台は4台から漸減。夕方は1台で実施
・賞金は1大会につき200万~300万USドル

WTTカップ・ファイナル

・現行の男女ワールドカップとワールドツアー・グランドファイナルに相当する大会
・年間2大会(男女各1大会)を開催。1大会は5日間
・シングルスは16名が参加(うち1名は開催国枠)
・ダブルスは8ペアが参加(うち1ペアは開催国枠)
・使用する卓球台は1台
・劇場、バー、クラブ、小さなスタジアムなど、会場は柔軟に選定
・音楽やダンスなどと組み合わせたエンターテインメント性の高い大会としたい
・賞金は1大会につき150万USドル

WTTチャンピオン

・年間8大会(男女各4大会)を開催
・シングルスのみを行い、32名が参加(28名は世界ランキングから選出/2名は開催国枠/2名はワイルドカード)
・使用する卓球台は1台
・劇場、バー、クラブ、小さなスタジアムなど、会場は柔軟に選定
・音楽やダンスなどと組み合わせたエンターテインメント性の高い大会としたい
・賞金は1大会につき40万~60万USドル

WTTスターコンテンダー

・現行のワールドツアー(プラチナ大会、レギュラー大会)に相当する大会
・年間6大会を開催
・シングルスは男女各48名が決勝トーナメントに出場(31名は世界ランキングから選出/1名は開催国枠/16名は予選通過者)
・ダブルスは男女に加えて混合ダブルスを実施。それぞれ16ペアが決勝トーナメントに出場(7ペアは世界ランキングから選出/1ペアは開催国枠/8ペアは予選通過ペア)
・使用する卓球台は、予選は8台以上,決勝トーナメントは4台から1台に漸減
・これまでのような体育館を会場とする
・賞金は1大会につき20万~30万USドル

WTTコンテンダー

・年間で最大14大会を開催
・参加人数は臨機応変とする。ただし決勝トーナメントはシングルスが最大64名、ダブルスが最大8ペアとする
・使用する卓球台は、予選は8台以上,決勝トーナメントは4台から1台に漸減
・賞金は1大会につき5万~7万USドル




WTTフィーダー

・WTTコンテンダーよりさらに下部の大会で、WTTのエントリーの大会に位置づけられる
・大体世界ランキング50位以下の選手が出場対象
・上位の5大会よりも年間大会数が多い
・予選2~3日間、本戦3~4日間
・5ゲームスマッチ(3ゲーム先取)
・賞金は1大会につき2万USドル
・上位30位以内の選手は基本的に参加不可
・開催国のみ上位30位以内の選手が2名まで参加可能
・開催国枠(ワイルドカード)は上位30位以内の選手には使用できない
・WTT推薦枠は参加規制にカウントしない
・31位~50位の選手は最大6名参加可能だが、開催国の選手を優先する

・シングルスは予選は128名まで本戦は32名/48名/64名が参加(開催国が人数決定)
※本戦の内訳人数
WRから16名/32名/48名
ワイルドカード(開催国推薦)最大4名
WTT推薦本戦2名
WTTユース推薦本戦2名
予選通過8名
・ダブルスは予選は16ペアまで本戦は16ペアが参加
※本戦の内訳人数
WRから10ペア
ワイルドカード(開催国推薦)最大2ペア
予選通過者4ペア

WTTユースシリーズ

・ITTFジュニアサーキットの大会に相当する
・WTTユースコンテンダーとWTTユーススターコンテンダーの2つに分けられる
・U11、U13、U15、U17、U19のカテゴリーが設けられる
・WTTユースコンテンダーは年間最大30大会を開催(各大会ではU15とU19の実施が必須)
・WTTユースコンテンダーズで獲得したポイントの高い選手(男女各32名)がWTTユーススターコンテンダーに出場
・WTTユースシリーズは全て5ゲームスマッチ(3ゲーム先取)

各大会の概要

卓球の新しいイベントWTT(World Table Tennis)とは?上記を確認して把握しておきましょう!

2021年以降、新たな卓球の大会に大注目ですね。

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