卓球と言えば、試合後に握手をするのがマナーとしてあります。過去に福原愛選手は握手拒否したことがあり、「嫌い!」との声がネット上のあちこちでありました。平野美宇選手など、若い世代で活躍する選手も見ているし、握手拒否はダメ・・・との意見。そもそもなのですが、なぜ、福原愛選手は握手拒否をしたのでしょうか?平野美宇選手など若手選手からしたら見本となる選手ですので、大きな理由があったはずです。
握手拒否=嫌い!?平野美宇など若手への悪影響に不安の声
福原愛選手と言えばだれもが知っている選手ですので、そういった選手が握手拒否をし、ネット上で嫌いなどと言われてしまうと、今活躍中の平野美宇選等若手への悪影響が不安との声があります。
平野美宇選手はしないと思いますが、他の若手選手がマネして握手拒否するようになっても困りますからね・・・。ただ、福原愛選手が握手拒否したのにはちゃんと理由がありました。
リオデジャネイロ五輪卓球女子団体準決勝でのこと、最後の最後で相手選手がエッジで勝負を決め、両手を上げて喜んでいた為、福原愛選手は握手拒否をしました。勘違いしないでほしいのは、相手選手がエッジで試合を決めたからムカついたのではなく、握手をしたらエッジを認めてしまうことになるから。
どういうことかと言うと、福原愛選手を含め、日本側はエッジではなく、サイドだと主張。エッジなら得点になってしまいますが、サイドならば相手の得点にならず、こちらの得点になりますからね。
しかし、ビデオで見直しても審判の判断は覆らず、エッジ判定。試合後に相手選手が握手を求めてきましたが、握手をする=エッジを認めたことになると考え、握手を拒否。ただ、監督に肩を叩かれ、最後はしぶしぶ握手をしました。
今回の件、福原愛選手が握手しなかった本当の理由がわかり、多くの人は相手選手を嫌い!と言うようになりました。なぜかと言うと、相手選手はエッジで得点したのですが、福原愛選手への謝罪は一切なし。
卓球はエッジやネットなどで得点した場合はマナーとして、一礼、謝ることになっています。強制ではないですが、暗黙のルールというやつですね。しかも、試合を決める最後の1点だったし、喜んだ後でもいいので、福原愛選手に一礼するべきでした。
その一例を怠った為、相手選手のことを嫌いという人が続出。福原愛選手の握手拒否も少し問題ですが・・・。認めたくない気持ちはわかりますが、最後の握手はマナーとして、スムーズにしておくべきだったと思います。
平野美宇選手など若手選手は先輩の背中を見て育ちます。ですので、先輩は後輩に対し、マナーを守ったしっかりとしたプレイを見せていかなければなりません。悔しい気持ちはわかりますが・・・中々難しいところですよね。
卓球だけでなく、どのスポーツでもマナーを守ってプレイしなければいけません。スポーツを日頃やっている人はマナーには気をつけましょう!