卓球 中国オープン2017 中国選手が棄権した理由!原因は中国卓球協会にあり!?

2017年の卓球、中国オープン。中国選手が棄権するという驚くべき事態が起きています。世界ランキングのトップ3である中国選手の馬龍選手、樊振東選手、許昕選手が男子シングルス2回戦を棄権!これらの中国選手が棄権した理由や原因などの情報が色々出回っていますので、棄権した理由,原因について考えていきたいと思います。

【2017年】卓球 中国オープンにて中国選手が棄権した理由や原因!

中国選手が棄権する理由、最初は怪我や体調不良か何かなのかな?と思われていたり、日本選手の活躍により棄権したのでは!?なんて言われていました。

しかし、棄権した理由はそうではなく、原因が中国卓球協会にあるとのこと!どう言うことかというと、劉国梁総監督の退任を防ぐ為。

中国卓球協会は6月20日に劉国梁総監督が退任し、副会長に就くと発表しました。これを受け中国選手達は、退任をさせない為にボイコットとして試合を棄権したのだと言われています。劉国梁総監督は就任わずか3ヶ月で退任し、中国卓球協会の名ばかりの名誉職的なポジション、副会長に異動。

劉国梁総監督は総監督に就任する前、長い間男子チームの監督を務めていました。その為、中国選手からの信頼は厚く、今回の退任からの副会長に移動というのが納得いかない様子!しかも、わずか3ヵ月でですからね・・・。

2017年の卓球の中国オープンで中国選手が棄権した理由と原因は、こういうことだと言われています。ただ、100%確定的な情報とはまだ言い切れませんので、あくまでも出回っている情報との認識で捉えておいて下さい。

「これ以上戦いたくない、監督がいなくなってつらい」と選手だけではなく、観客も感じているそうですね。大会期間中の突然の人事異動、選手やコーチ陣達からしたら受け入れがたいはず。動揺を隠せないでしょう。それはきっと、プレイにも影響が出てしまうかと・・・。

今回の劉国梁総監督の突然の退任、そして少し前にニュースになっていた孔輝令女子監督のカジノスキャンダルに関してなのですが、中国卓球協会内部の政治闘争との情報もあります。権力争いや派閥争いなどが行われてて、劉国梁総監督はそれに巻き込まれてしまったのではないか?と。

いずれにせよ、選手に慕われている劉国梁総監督を3ヵ月で、しかも大会期間中に移動を発表することはかなり可笑しなこと。中国卓球協会との間にどんな原因があったのか?今後、徐々に明らかになっていくのではないでしょうか?

ただ、どんな理由があるにせよ、中国選手、しかもトップ3が大会を棄権するというボイコットを起こすのは許されない行為。ファンや観客からしたら賛同の声があがるかもしれませんが、中国卓球協会からしたら面白くない出来事ですからね・・・。

馬龍選手、樊振東選手、許昕選手などボイコットした中国選手に対しては、何らかの罰則があるのでは?と言われています。国際卓球連盟(ITTF)のサイトの発表によると中国の総合スポーツ委員会は、中国卓球協会に今回のボイコット事件を調査し、厳しく対処するように命じたとありますから。

もしかしたら、国際大会やワールドオープンへの参加を禁じる、しばらく国際大会から姿を消すなんてことも・・・。

ボイコットした中国選手は自分達の選手生命をかけて今回、行動を起こしています。それほどまでに劉国梁総監督との絆が深いのでしょう。

ボイコットした選手の気持ちはわからなくもありません。しかし、他の参加している選手に対して、応援してくれているファンに対しては失礼にあたる行為。今回のボイコットに関しては賛否両論。どんな理由や原因があるにせよ、今回のようなボイコットは推奨できる行為ではありませんので・・・。

2017年の卓球の中国オープンは日本選手の活躍がかなり目立ち、棄権する中国選手が何人もいる為、日本の好成績に期待の視線が送られています。好成績を残せることは嬉しいことですが、やはり、中国のトップ3を倒しての成績が欲しいと日本選手は誰もが思っているのではないでしょうか?

男子ダブルスの準決勝では張本智和/木造勇人ペアが3-2で樊振東/許昕ペアを下していますが、樊振東/許昕ペアにはかなりの動揺などがあったはず。そして、男子シングルス2回戦では棄権していますし、もしかしたらボイコットというよりも、選手達の精神的な部分の問題で棄権をした可能性もあるのでは・・・?と、少し思ってしまいました。

卓球って精神的な部分が大きく試合に影響するスポーツ。精神が不安定な状態で戦い、普段の力が出せずに負けてしまうということを避けたかったのかもしれませんよね。

劉国梁総監督の退任に対するボイコット?精神的に試合で戦うことが辛かった?もしくは、2つとも原因なのか・・・。

卓球の中国オープン2017、中国選手のトップ3の棄権はかなり残念ですが、最後まで日本選手の活躍に期待し、応援してあげましょう!

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